2014年11月22日土曜日

続きまして“ブルイックラディ”

本日の蒸留所「ブルイックラディ」
“海辺の丘の斜面”の意味。
蒸留所が建てられたのは1881年。
1994年にJBB社がインバーゴードン社から買収したが、その後はほとんど操業されず。
元ボウモア蒸留所のジェームズ・マッキューワン氏とマーレイ・マクダビット社が中心
となり、JBB社から買収に成功し、2001年春に再オープン!
近年の世界的な“アイラモルト・ブーム”を受けているが、アイラモルトの全てがスモーキー、
ピーティというわけではない。本来は麦芽にあまりピート香をつけていないブルイックラディ
も、相次いでピート麦芽の仕込みを開始。
現在、注目されているのが、
「ポートシャーロット」2001年蒸留開始   フェノール値 40ppm
「オクトモア」2002年蒸留開始  フェノール値  80〜160ppm
2005年に「キルホーマン蒸留所」が建設させるまえまでは、この「ブルイックラディ」
がスコットランドの全蒸留所中、最も西に位置する蒸留所だった。
また、「ポートシャーロット」も蒸留所として復活の準備中(1929年以来閉鎖となっていた)